SRの七光り

アラサーにして普通二輪の免許を取りに行き、SRに乗るオバハンライダーの子育て仕事の奮闘日常日記。

ユーザー車検と個人懇談会

※この記事は冬に書きました(夏まで更新忘れてました)

 

このクソ寒い中息子が相変わらず半袖で登校するのを止める術を知らないフルタイムワーママのマツムシです。

 

ご無沙汰しております。

 

どこの世界に二輪のユーザー車検後に小学校の個人懇談の予定を入れるフルタイムワーママが居るでしょうか?マツムシです。

 

と、言うわけで!!

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行ってまいりました!ユーザー車検!!

 

今回はそのユーザー車検のレポートを出来ればと思います。

個人懇談会を午後に控え、午前中にサッと行ける位の物だとは思いませんでした。ワーママでも運転さえできたら(車両がちゃんと整備されてさえいれば)難しいものではございません!

さぁそこのあなたもレッツチャレンジ!

 

難しいものではないとは言え、全てが初めてづくしのユーザー車検…マツムシもネットで色々な記事を見て事前に予習してから向かいました。

 

まず、ユーザー車検に必要なものは…

予約…そう!予約です。

「二輪 車検予約」で検索しても出てきます。

https://www.reserve.naltec.go.jp/web/ap-entry?slinky___page=forward:A1001_01

まずはこちらで登録してアカウントを取得しましょう。

こちらは一定期間ログインが無ければ自動的に削除となるらしいので、複数台所有とかではなく、2年に一回の車検しか無いのであればまた再登録するつもりでオッケーです。

 

マツムシは大阪在住なので、大阪府内で検査場を探したところ…

 

え、午後の予約しかない…( ´・ω・`)

 

午後は4時から個人懇談会があります。

小学二年生の息子の学校での様子を聞きに行く年に数回の大事なイベントです。

もし光軸がズレていたらアウトかもしれない予約枠に、ワーママは悩みました。

 

ふと…他府県じゃダメなの?と思い立ったマツムシ…奈良県の検査場に問い合わせてみました。

 

「構造変更や住所の変更等無く、ただ継続されるだけなら全国どこでも大丈夫です」

 

との事!!やった!奈良なら午前中の予約枠があります!距離も大阪府内の最寄りと大して変わりません!!

恐る恐る予約をとるマツムシ。

ちなみに予約時には車台番号が必要ですので、手元に車検証を準備してくださいね。

車体番号は任意保険や自賠責保険でも確認できるので(確実に正しいかは万が一があるかもしれないので気を付けてね!)ネットで確認できる環境ならば車検証無しでも予約可能です。

車台番号以外にも必要だったら…と一応手元にある状態で予約したのでしたが杞憂でした。

 

あとは指定の日時に現地に向かうだけです。

 

ちなみに、その予約枠に数台入る感じなので、早めに行って書類さえ整えたら先着順との事。

コロナ禍もあるのであまり密にならないように気を付けるのであれば、早めに到着してゆとりを持って臨んだ方が良いでしょう。

 

 

そしてライド&ゴーして間違えてゴール間近でリサイクル業者の駐車場にインしたりしながら無事に到着。

 

到着してとりあえず案内窓口のおねーさんに聞く事にするど素人まつむし。

でも、割と二輪って少ないのか手慣れてる人が多いのか、有益な情報を得ないままとりあえず建物を移動。

 

結果、色んな窓口に突撃しながら出口から一番遠い窓口の無駄に偉そうなオッサンがスタートでした。

車検証のバーコードかざすとなにやら終了…え…そんな簡単で良いの…。

 

ちなみにマツムシ、自賠責保険は自前で先に更新済みです。

施設内では自賠責保険の更新する窓口もありますが、事前に更新しておくと時間も余裕を持てると思います。

 

あとは、案内してくれる窓口に順番に回ればオケです。

 

予約の時間とやらは書類を整えると言うよりも“車検を実施する時間枠の予約”の様ですので、書類を準備したらとっとと車検実施のスペースへ実車と共に向かいましょう。

 

車検の実施は時間までスタートラインに並んで待てます。

虫はビビリ散らかしてかなり早めに動いていたため、一番に並ぶ事ができました。

 

開始時間になったら担当スタッフさんが現れるので、書類を渡して、指示に従ってヘッドライトのオンオフや方向指示器やブレーキを踏んでランプの点灯などをチェックして行きます。

マフラーの排気口に何やら被せてチェックもされました。

でなーーーんもカスタムしてないので特に問題なし。

 

次にスタッフさんが、なんかコンコンハンマーみたいなので車体のあちこち叩き出しました。

何を調べてるのか分かりません。

 

緩みとか歪みとか割れとかか?虫は小学校の時に膝が痛いと行った医者にハンマーでコンコンされたのを思い出しました。

 

とりあえずなんか叩いて分かった気になる夏のスイカ売り場ではあるまいし、玄人なりの何か検査をしているに違いない。

 

あとはブレーキの効き具合、光軸などを調べられます。

スタッフさんの指示に従って、操作していきましょう。

虫はフルフェイスかぶって受けてたので(ヘルメット被る必要はないのだけど、置く場所がねぇ!!)指示殆ど聞こえませんでしたけど、なんかいけたので多分、読者の皆様は楽勝だと思います。

 

光軸ってどうやって調べるのかなぁって思ってたら、前輪を下の通路から出てきた何かで挟んで固定するんですね。

 

特に全く何も調整もしてなかったのですけど、一発で通って良かったー!!

(ちなみにLEDライトにカスタム済から、一度もいじってない)

 

全ての点検項目を済ませたらまたあの偉そうなオッサンのいる建物に戻ります。

なんであんなに偉そうだったんだ。

何言ってんのか聞き取れないレベルで話しやがって。

(落ち着け)

 

車検証の更新手続きをする窓口のおばさんが、整備書類あります?と聞いてきました。

無くてもいけると聞いてたので「ありません!」と元気よく答えるマツムシ(つよい)

 

本来はね、整備してから車検通すのでねと諭される虫「はい(知ってます!でも異常無かったしさっさと手続きしてください!)」

ちゃんと持ってきてくださいね「はい(大丈夫です普段から素人チェックもしてるしプロにも見てもらってるので!今日は日程上後に見てもらいますけど!!)」

 

アラフォーでも心の牙が抜け切らない厨二病なので、今更二輪のってるんだろうな、と思った瞬間でした。

 

コレを書いてる現在、車検から半年以上経ってるので記憶あやふやで申し訳ないのですが、車検手続きに必要だった金額6000円あれば大丈夫でした。

印紙代と、重量税かな。

 

自賠責保険は掛金多少変わる事ありますが、一万円程。

車検のある車両は自賠責保険の期間も決められているので固定です。(2年分)

 

なので、光軸に落ちたとして、調整量含めて実質2万円あればユーザー車検は余裕でしょう。

 

割と楽しくて良い経験になったので、ユーザー車検半日で終わるしアリかもしれません。

他府県でも車検証に変更なければ(住所の変更等含む)受けられるので、ツーリングがてら行くのもありです。

 

個人懇談も無事に間に合い(むしろ余裕があった)、充実した1日でした。

個人懇談の話は長くなるので割愛!!!!

女性大型二輪免許取得のすゝめ〜最終回・卒検の巻・そして大型二輪へ〜

パンデミックですねこんにちは。ブログの端で大人しく息づいてる虫です。

 

コロナ…もう少し免許取得に早く動けば免許の切り替えもヤキモキせずに行けたものを…。

 

 

はい!と言う訳でTwitterではリアルタイムでお送りしていたのでご存知の方も多いですね。

 

無事に卒検通りましたー!!!

 

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ふ、どうって事ないわ!ふはははは!!(終わってから安心して大口を叩く小物、マツムシ)

 

 

卒検の事を書こうと思いつつ、バタバタしていたらプライベートで色々あったり、仕事が年度末で死にかけたり、息子の入学準備でバタバタしたり、コロナで世間がザワザワしたりしております。

オチが分かってる記事をまとめるのが難しくて遅れた訳ではありません念のため←

 

 

実は普通二輪の時もですが、雨の教習に当たった事がありません。

少しぱらついた雨には一回あたりましたが、路面が濡れる程では無く、走行に支障が出る程度とも言えず、卒検の日も例に漏れず快晴の中挑んで参りました。

 

ふ、青空も前祝してやがるぜ…。

 

心地よい緊張感と共にスッキリ清々しい気分です。何故だか根拠の無い自信が湧き起こります。

受付を済ませて検定の説明の部屋へ…。

 

ポツポツと人がおります。ん?普通免許とかも同じ説明なのかな…?普通二輪取った時は普通二輪と普通免許と分けられてたけど…。と気付いた虫。(普通二輪は別教習所にて取得)

明らかに二輪に乗らなさそうな服装の女子大生とか居るんだもん。

 

その割に数が少ない様な多い様な…。

とりあえず目についた席に座ります。

ざっと見た感じオッサンが2名いたので多分このオッサン達は二輪だろう(偏見)

 

説明が始まります。

今更感満載なので流し聴きしつつコースの最終チェックをします。

オッサンが質問しています。

 

日本語って難しいよね。

 

部屋の移動の指示が出ました。

案の定、オッサン2人が二輪検定です。

ビンゴォォォ!!

 

限定解除、普通二輪、大型二輪、とそれぞれでした。試験官は車で付いてくる模様です。

え⁉︎二輪の検定で車で付いてくるのとかあるの⁉︎良いの⁉︎あの見られてる感じ苦手だったからありがたい!!

 

順番は前述の順だそうで、虫はトリです。

変に緊張しても嫌なのでTwitterでぽちぽち呟きます。

 

いつも通り、いつも通り…多分、ちょっと慎重に走れば多分秒数ぴったりか、ちょっとオーバーくらいだろう。

と言うか今日でNCたんともお別れかー…。

 

ふと、もう多分、この先大型を運転する機会なんてそうそう無いな、と思った瞬間、この試験を「楽しもう」と思ったのでした。

 

そしてコレが、肩の力が抜けて良い感じの走りに繋がるとは夢にも思っていなかった。

 

そして…前走者が呼びにきます…。

 

いよいよか…。

 

いつも通り、普段通り、楽しく走れば多分、大丈夫。

 

NCたんを目にした瞬間、何とも言えぬ気持ちになりました。

ああ、今日でこのパワフルな走りともお別れなのだなぁ…恥かかせない様に、走ろう。

 

乗車から試験は始まっております。

後方確認ヨシ、スタンド払って乗車ヨシ、ミラーを触って確認ヨシ!

 

左、そして右の後方確認をして発進します。

今日は祝日だけど、コース内は比較的空いていて走りやすい。

 

まずは指定速度30キロ。

ブンブン!ちゃんとギアも上げてスピード出しますよ!

 

ギアを戻してエンブレしつつ、最初は障害物を避けます。ちゃんとウィンカーも出します。

実は地味にちゃんと公道でも出してます(たまに忘れる)

 

そして坂道です。

ストップして…1ミリもずり落ちず坂道発進

エンブレ効かせつつ、ちゃんとふもとで一時停止と目視も忘れません。

細かなウィンカー操作も日々乗ってるお陰かナチュラルに操作できます。普通二輪の時はエンブレしつつクラッチ握ってウィンカー出して…と指が届かなくて焦ったりしたなぁ、なんて思いつつ。

 

そして次は急制動です。

タイヤも滑らず、目標の停止線手前で止まります。

ヨシヨシ、ここまでは良い感じです。

 

次のS字とクランクも特に問題なくスムーズにクリア。

 

次が緊張のスラローム一本橋スラロームは…パイロン触れない様にちょっとゆっくり目に行こう…そして一本橋…落ちたらアホみたいだから、ちょっと早めに行こう…大丈夫、一本橋は無心で…無心で行けば大丈夫。

 

パイロンにも当たらず、橋も落ちませんでした!!

 

後は残すは…波状路です!大好きな波状路ですが、試験だから遊びはしませんよ!

 

ヨシヨシ、ギアもちゃんと一速で…膝ポジよし!ガックンガックン……

ヨシ!通りました!いつも通りです!!

 

ここまで来たら後は踏切と見通しの悪い交差点位です。

いつもやってる事をそのまま…安全確認ヨシ!!

 

そしてスタート地点まで戻って来ました。

 

後方の確認をしてから降ります。

ここで転かしたら笑うな…と思いつつ、ちゃんとサイドスタンドまで完了。

 

止められなかった、と言う事は……大丈夫…な…ハズ…。

ちらりと試験官の乗っている車を見ます。

 

ややビクビクしながら待っていた虫ですが、試験管は降りてゆっくり近づいてきて…ニヤリと笑って開口一番

「なかなか良い運転をされますね」

と褒めて来ました。なんだ⁉︎褒めてから落とすスタンスか⁉︎(人間不信かお前は)

 

スラローム  7.2秒

一本橋  10.5秒

波状路  5.3秒

 

と言う結果でした。

なんとまー課題秒数ほぼぴったりやんけ。

 

スラロームだけちょっとオーバーしちゃったねーと言われましたが、まぁパイロ接触を怖がって大回りした割にはそこまで…と言ったタイムじゃ無いでしょうか?

 

ほぼ何も言う事は無い、との事でしたが、指示速度30のところを40出してたそうで「ゆっくりで良いからw」と突っ込まれました。

 

あと、コーナーで車体が起き切る前に次のコーナーに向けて倒してるから、車から見るとちょっと焦るかも、との事。

いや、でもあの大型二輪の排気量で数メートルの右左折がそもそも無理ありませんかね…(口には出して言わない)

 

まぁコレで晴れて卒業証明書がもらえます。

つまり、NCたんとはお別れ、と言う事です…。

普通二輪の時と同じく、安心パックは使用せず…でした。

 

……2000円返せ…(やめなさい)

 

 

 

何はともあれ、まずまずの走り別れができた、と虫の中で満足したのでした。

 

 

さて、卒業証明書の発行中に免許センター等の説明をされます。

オッサンは1人足りませんでした。

日本語が難しかったオッサン。

一番試験説明の中で意気込んでたオッサン。

限定解除のオッサン。

次回……がんがれ……。

 

SDカードの話とか、アンケートの記入とか、ETCの助成の話とか、乗りたい車種あります?みたいなのとか…。

虫は…既に乗ってきてます…←

 

「あー!あのSRマツムシさんのかー!」

 

と会話に華が咲きつつ、やっとの事で交付されます。お疲れ様でした!!!うっほほい!!!

 

 

もう1人のオッサンが駐輪場で虫の愛車を見て

「あーーーそれは大事にしたくなる気持ち分かりますわー…手放したくないでしょw」

「今のところそうですねー…仮に大型乗るとしても増車ですねw…そう言えば、何乗られるんですか?」

「いやー125cc乗りたくて…いや、昔大型二輪も持ってたんですけど…免許無くなっちゃってwww」

「ええ⁉︎大型二輪を⁉︎」

「いやまぁ普通免許(車)も…ヤンチャだったんでwww」

 

と言う流れで、思わぬ伏兵が発覚。

 

オッサン……どんだけヤンチャしたんや………。

 

 

晴々した気持ちで教習所を後にしました。

もし、また来るとしたら普通免許の限定解除…もしくは中型免許取得ですね(来るつもりなんかい)

 

 

 

とまぁこんな感じで全然タメにならない大型二輪取得レポートでした。

 

ダラダラと続いたレポートにお付き合い頂いた皆様、誠にありがとうございました!

 

 

 

次回はおまけ編、免許書き替え手続の話でもレポートしましょうかね…。

 

 

女性大型二輪取得のすゝめ〜12限目、見極めの見極め〜

マスクをするので下半分の化粧は不要では…と言う事に気付いたマツムシです。こんにちは。

 

まぁ、仕事ない日はすっぴんなんですけどもね…。

 

コロナのせいで週末難民と化しており、近所の公園くらいしか行くところが無いのですが、同じような方々が多くてこれはもしかしなくても公園もアウトなのでは…(ガクガクブルブル)

 

 

 

さてさて、とうとうここまで来てしまいました。早かったような、長かったような(それはギッグリ腰のせいでは)…教習ラスト一時間です。

 

見極めです。とりあえず今までの集大成です。

何かを見極められます。

 

実はマツムシ、リアルの方で結構なしんどい事件があって精神的にボロボロ、と言う中で見極めに挑んできました。

 

「えーっと、マツムシさん、卒検の話とか聞いていますか?」

「え…えと…今日滞りなければ…この時間終わったら受付に行ってくださいって聞いてます…」

「うんw滞りなければww」

 

何故そこに食いつくんだ教官、と思いつつ、マツムシ本日は元気がありません。

こんなふわふわした精神状態で大丈夫なんだろうか…と思いながらふわーっとラストの教習に向かいます。

 

「とりあえずコース走っといてね、また声掛けます」

ともう一人の方へついていく教官。

 

NCたんに乗ってぶいぶい遊べるのも最後です。

 

最後だと言うのに、心ここにあらず…なんだかいつもより感覚も定かではありません。

もうSNS映えしそうなくらいのわたあめの勢いでフワッフワです。フワッフワのババアがNCに跨ってる危険。

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※Totti Candy Factoryより

 

自重があるので風圧で飛ばされないのが救い。

 

 

ふわふわした感じで運転していたら何を思ったか2速で波状路に入り、暴馬状態で波状路を強行突破してしまいました。

思わず「おわぁ⁉︎」って声出たわ。見極め中じゃ無くて良かったわ。

たまたま近くを通っていたもう一人と教官の視線が痛い…。

 

その後はコースをグルグル回っておりました。

特に危うい所もなく…ただひたすらにぼーーーっと運転しておりました。

 

もう一人の教習に付き合っていた教官が近づいて来ます。

「はいじゃーやりますねー。いつものコース行ってくださーい」

 

そう言えば普通二輪の時は見極めの前の時間から乗り降りのやり方から練習してましたがもう全スルーですね。知ってて当然的な。セルスタート当然的な。

ノリと勘でセルを起動させていたマツムシ。キックなら知ってます…セルスタート教えてください…と三時限目くらいまで思ってたな…(虫、文明の退化)

 

 

初めてスタート(乗り降りから)の練習させられました。

乗る前の後方確認、スタンドを払ってからの乗車、ミラーを確認(必ず触る)、そしてエンジン始動!

右と左後方の確認から右ウィンカー…そして右後ろ確認からのスタートです。

 

滞りなく…本当に滞り無くコースを一周して…教官に注意されたのは…

 

直線コースで道の真ん中走ってる(すんません)

ウィンカー出し忘れ一回(出したと思ってました)

波状路スラローム一本橋、全て微妙にタイムアウト(安全牌です)

急制動に至っては停止線超え(一発アウト)しているよと(あれ?停止線って二本目までだっけ?)

 

いやもうあんまり記憶に無いんです…すみません…今日ちょっと調子悪いんです…。

 

一応話を聞いてから再度コースを意識して走ったところ、タイムは分かりませんでしたが微調整すればそこまで問題無いように思えました(※マツムシの感覚調べ)

 

もうバイクに乗ってるのか觔斗雲に乗ってるのか定かでは無い状況での見極めでしたが、辛うじてクリアしてまいりました。

 

と言うかコレ…試験の時はまたバイクで後ろピッタリ付けられるんだよなぁ…変に緊張しちゃうんだよなぁ…。

 

のびのびといつも通り走らせてくれぃ!!!

 

「えーっと、マツムシさん、滞りなかったのでw帰りに受付寄ってください」

 

最後まで食いつきますね、そこ……。

 

 

 

さて、次回は卒検回です。

ネタバレしているレポートを書くのがこんなにも難しいとは…。

まぁ結果をご存知の方も知らない方も楽しめるようなレポートをお届けしたいと思います(自らハードルを上げて行くスタイル)

女性大型二輪免許取得のすゝめ〜10限目、11限目、フラットとは〜

胃の検査のバリウム検査…あの検査台の正式名称ってなんだろうと考えつつこんにちは。

 

志村けんのだいじょぶだぁルーレット的な…宇宙飛行士の訓練台的な…

 

そんなこんなで人生初の人間ドックを経験してきました。

じゃない、大型二輪波状路を経験してきました。

(正直、教習中一番楽しかった…)

 

ちなみに10限目はシミュレーションのおさらいでした。

波状路は1限のみです。

 

「シミュレーションでは人に当たった?」と言う質問をサラッとしてくる教官。

「当たりまくりました」と素直に頷くマツムシ。

 

横断歩道では基本的に歩行者がいる前提ですので、一時停止してみましょう、との事で右左折時にいつも通り歩行者が居るつもりで運転。

 

そして……

 

コースを何周かして終わりました…

 

10限目がシミュレーションと続けて予約入れられてた訳が分かりました…コレ、別枠で実車したら虚しいやんけ…。

ギックリ腰前は9、10と続いた教習になっていたんですが、ギックリ腰後は予約の都合があって別枠になっていたんですね…。

 

まぁそんな感じで10時限目は特筆すべき事が無かったです。

あえて言うなら

「うぇ⁉︎前回からむっちゃ日が空いてますね⁉︎」

「はぁ…年末の仕事の忙しさと下の子を抱き上げた時にギックリ腰になっちゃって…」

「ええ⁉︎もう大丈夫です?バイク乗れま……(虫の格好を見て)あ、乗ってきてますね、大丈夫ですね」

 

と言うやり取りがあったくらいでしょうか。

 

そしていよいよ11限目!波状路です!!一番楽しみにしていた波状路です!!

 

波状路とは…

簡単に言うとデコボコ道の安定した走行を見られる項目ですね。

車止めの小さい奴というか、細い丸太と言うか、そう言うのが道路に並んでいる部分があります。

普通二輪だと体感だけしますが、大型二輪だと試験項目と化します。

波状路の感覚や高さは全国規定されているらしく、その辺は他サイトでググればすぐに分かるので割愛しますが(心の声:面倒くせぇ)、このブログは基本的にマツムシの感覚のみで綴っているので、誰かの何かの役に立つかは分かりません!期待しないでください!

 

さてさて、この波状路…別段秒数さえ意識しなければただのオフ車初心者道です。フラットの中のフラット。デコボコですら無い。

楽しさはあれど怖さなんてないです。

 

ちなみに規定では5秒以上かけて通る事とされ、エンスト、足つきは一発アウト。もちろんコースアウトもダメです。一本橋と同じ要領ですね。

 

コツは半クラッチでアクセルを吹かす事です。

姿勢はステップに立って尻を浮かせて通ります。でも、膝でタンクを支えて少し前かがみ加減。重心は変えずにそのまま上体が上に移動している、と言う感じ?文字で説明しようとすると難しいなコレ。

この辺、乗馬と姿勢は似てるかもしれない(体感乗馬位しか知らんが)

 

体験で一度座って通らされますが、まー尻が痛いです。と言うかガックンガックンして落ち着きません。自然と立ちたくなります。

 

そんな訳で、通る前に既に姿勢は作って入ります。入ってから姿勢を作るよりも、作ってから入る方が安定感あります。

 

少しスピードの勢いで前半の段差をクリアして…止まりそうになったタイミングで半クラッチで進む、こんな感じです。

その辺も一本橋と似てるかな…。

 

あのガタガタ…等間隔かと思いきや、一応バラバラ(規定値あり)なので、バイクは不規則にガタガタします。

前後輪が同時に乗り上げるタイミングとかもあるので、気を付けたいところです。

慣性で進まないタイミングは訪れるので、絶対に半クラッチでアクセルを吹かすと言う微調整は必要になります。

以上です。

 

以上ですが、楽しいです。波状路、楽しいです。

大型二輪の特権!やっほう!!!

そう言えば普通二輪の時に体験として走りましたが、今回も一緒にやった普通二輪のお兄さんが体験で通ってました。

マツムシの時よりも体験沢山してて羨ましくなった程度には、波状路が、好きです。

 

個人的に難しさはそこまで感じませんでした。

この辺、もしかすると普段乗ってるバイクの癖とかもあるかもしれません。

何せSR…公道エンストは死活問題なので、乗り初めは半クラの申し子かと言わんばかりに多用しておりましたので…(現在もやるけど)

もしくは、小学生の頃に公園の階段とかチャリで駆け下りてたやんちゃ系だったから恐怖心とか無いかな…(それだ)

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※画像はイメージです

 

ちなみにタイムは最初は5秒、長くて7秒台、と言った感じでした。落ちる事も特に無く、ひたすらに「うぇーいwww」と言う心境で遊んでました。

 

しばらく波状路メリーゴーランドした後、これまた体験として砂利道を通りました。

 

結構深みがある砂利道です。道路に敷かれた砂利と言うより、川原の砂利に近い。

 

通る事三回、楽しすぎて笑顔になるマツムシ。

 

やばい、オフ車、乗りたい。

 

しかし砂利道、結構な力でタイヤ持っていかれますね。轍の後を通ればまだマシですけど、無ければタイヤが逃げるとでも言うのかな?ハンドルがグラグラして、気を抜けば一瞬でこけますね。

オフ車乗りが早速転けて外装慣らしするのも分かる。

それを意気揚々と写真撮って笑うのも分かる。

 

3回ほど砂利道は通りましたが、教官の

「ま、こんなバイクで行くとこじゃ無いですけどね」

の締め括りのコメントが印象的でした

 

はい、オフ車で行くところですよね!!!(それもどうなの)

 

 

 

 

さてさて、残すところあと一時間と卒検のみとなりました。

ラスト一時間は恐らくコースをひたすら走らされ、教官がついて回る見極めになると思われます。

 

変に緊張して出来なくなるアレです。

 

とりあえず、一本橋は落ちないようにいかないとなー…。

 

次回は卒検と合わせてレポするか、まとめとしてお送りするべきか悩む…(悩むところが違う)

 

女性大型二輪取得のすゝめ〜9限目、誰も傷付かないけど己のメンタルは傷付くシミュレーション〜

なんだかんだでギックリ腰で1ヶ月程空いた教習です…お久しぶりですマツムシです。

 

あれ?コレ…日別?アクセス解析?とかあるやん?と(今更)覗いてみたら1月25日にアクセスが増えている…アレ?教習の事呟いたから??とか思いましたけど、きっと気のせいだと思っておきます。

 

きっと、誰もババアの教習なんて興味無い…無い筈なんだ…。

 

 

 

そんな訳で久々にNCたんに会えるぞ!と意気揚々と行った教習ですが、残念!シミュレーションなんですね。

 

敷地内を走るNCたんを指をくわえながら眺めての室内教習です。

シミュレーションってなんぞ??と言う方の為に一応説明…

ホンダが作る体験型の擬似走行です。ハンドルもシートも本物と同じサイズ感で、目の前に画面があって、体重移動でちゃんと曲がる。

ちなみにエンジン音もちゃんとする。

ゲーセンにある乗り物型のモノをイメージして頂ければ大体あってます。

 

と言うかまさかの大型教習にもシミュレーションが食い込んできやがりました。

実車に乗せろやゴルァ!(やめなさい)

 

NCたんに何が何でも乗せないつもりか!ぷんぷん!実車は乗れてもマ◯オカートで身体を傾けながら意図せず逆走するマツムシへの挑戦か!嫌がらせか!ぷんすか!

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クソぉおおおおおシミュレーション苦手なんだよぉおおおおおおせめて1人でお願い1人で!教官と一対一で!サシで!!無駄に独り言激しくなっちゃうから!!!

 

と願ったものの、教習生はマツムシともう1人の男性2人での教習でした。

 

この時点でマツムシのメンタルは死にました。

心の中で吐血します。

絶対恥ずかしい事になる。

絶対めっちゃ暴言吐く。(暴言とは)

 

そんなこんなで嫌な予感に薄ら笑いすら浮かべながらスタート!

 

 

普通二輪を約一年前に通っているので記憶に新しいシミュレーション…マツムシは酔いに強い虫ではありますが、苦手な人は結構酔います。

(酔うと聞きます)

そんな色んな人へ無駄にハードルを上げるシミュレーション、普通二輪の時は確か三時間程教習に食い込んで来ていた気がするのですが、大型二輪では一時間です。

(当たり前だ!12時間しか無いのに三時間も食い込まれてたまるかッッ!!!)

 

二輪では公道教習はありませんので、まぁ危険予測と言うか、公道の危険性はシミュレーションで体験してね、と言う事です。

誰も傷付きません。

バイクも傷付かない。

ライダーも傷付かない。

相手も何も損害賠償もない。

ただ、ひたすらに他の教習生に狭い部屋でガン見される羞恥に心が死ぬだけの、とても穏やかな教習です。

 

あと、このシミュレーション…数メートル毎に面白いように事故が起きるように作られています。

 

びっくりするくらい発進時に車が幅寄せしてきたり、右左折の進路変更してきたり一時停止無視してきます。

ガソリンスタンドから車の影を狙ってセダンが右折で出てくるし、右折交差点でやり過ごしたトラックの影から二輪車が二台続けて出てくるし、歩行者は積極的に路駐の影から飛び出して轢かれにきます。

子供は無邪気に点滅横断歩道を渡ったかと思えば途中で渡りきらず逆走するし、ボールは見通しの悪い住宅街を飛び出して来たかと思えば、また子供がそれを追いかけて飛び出してきます。

道に落下物は無残にばら撒かれているし、それを避ければ路駐の車のドアは突如開きます。

自転車は横断歩道にノーブレーキで乗り込んでくるし、トラックはブラインドカーブで路駐車を避けたと思ったタイミングで中央線をオーバーしてきます。

 

ほんの数十メートルでコレでもかと言うくらいの事故例が詰め込まれていてお腹いっぱいになります。

 

まぁ、要するに事故るように設定されているんですね。

でも、そこはもうアレじゃないですか…

 

「志村!後ろ後ろ!!」

 

と叫ばれているのに振り向かないドリフターズみたいに、一般人はいられないので、その辺やはり慎重に運転するじゃ無いですか…で、マツムシももう1人の方も無事に切り抜けるんですね。

少なくとも普通二輪免許は持ってる人達です。

市街地の視野の悪い知らない道を、シミュレーションとは言え、そして事故ると分かっててまさか制限速度ギリギリでは走りません。

 

で、はい、こっからです。

 

「じゃあー…大体法定速度って10キロから20キロはオーバーするでしょ?(基本的に制限速度は制限速度なんだけど、流れとか人の感覚の話的なフォローは入ります念のため)標識よりも10〜20はオーバーして、いつも通りの感じで乗ってみよう」

 

少なくとも、慣れないマシンで、知らない道を、いつも通りの感覚で走れば運悪ければシミュレーションじゃなくても事故ります。

 

ビビリのマツムシは多分、本当に、リアルでも、シミュレーション通り位の慎重さで運転しているわけです。

しかもマツムシには予測不可能なチビマツムシが2匹いるわけじゃないですか…。分かってるじゃないですか、小学生男子の危うさなんて…。

だから市街地なんて怖くてスピード出せない訳ですよ。

 

そりゃもう…シミュレーションで走れば事故るに決まってるじゃないですか。

 

案の定「このっ!」だとか「マジかコイツ!」とか言いまくりましたよね……運転中性格が出るとか言いますが、もう口の悪いマツムシの本性でまくりますよね…。

 

「あはは、教習しててめっちゃ嬉しい反応するなぁ〜」

 

とか言われちゃいましたよね…うん。

 

まぁそんな感じです。

詳細は省きますがメンタルが死ぬテレビゲームと思ってください。

 

急制動もありますね。80キロでの急制動を転けない様に止まれと言う指示で3本走りました。

 

結局何が言いたいか…良くバイクの慣らしは1000キロと言いますが、それは同時にライダーの慣らしもある訳です。

 

そのマシンのブレーキの効き、性能、そう言うものも1000キロ乗るうちに感覚的に分かってくる、と言う事です。

中古であればマシンの慣らしは終わっていても、ライダーの慣らしは終わっていないと言う認識ですね。

 

そしていつもと違うバイク…操作が違えば自然と手元を見てしまう。

でも、その一瞬目を落とした瞬間に事故が起きると言う事なんです。

 

「ライダーは目を落としたらダメよ、手探りで操作しなきゃ。エンジンの音を聞いて、適切に操作する。目線は落とさずにね」

 

と言う教官のセリフが印象的でした。

 

実際、慎重に運転した1回目ですら、一瞬危うかった場面は操作が慣れなくて目を落としてしまったタイミングでした。

 

これが公道ならば……あとはお察し、ですね。

 

 

でもまぁシミュレーションには事故がギッチギチに盛り込まれてるから「まさかぁw過剰でしょw」みたいに思いがちですが、実際多いですからね、こう言うシチュエーション。

若いと(あーコレわざとらしいわwwwこんなんそうそうないっしょwww)とか思うかもしれませんが、ガチでありますからね。

特に二輪から免許取る人はそう思いがちかもしれませんが

 

本 当 に あ り ま す か ら ね ??

 

ノーウィンカーで左右見ないで進路変更するドライバー。

確認せずに突然ドア開ける路駐車。

行けると思って入ってくる車。

車の影から二輪車

 

自身も普通免許で車の運転しますけど、まー酷い運転するドライバーも多いです。

そしてみんな二輪なんて乗る機会も無いわけです。

二輪から車が、車から二輪がどう見えているか、客観的に判断し、かつ安全に運転してる車なんて公道でほぼ無いと思って良い。

なんなら交通ルールをしっかり守ってる車すら少ないのが現実。

 

それぐらいの話です。

 

車同士ならまだ命までは行かない事故でも、身体が露出している我々ライダーには命取りです。

 

肝に銘じて公道を走りたいものですね。

 

 

さて、一応上手くいけば今月末に卒検が受けられる様です!あと三時間!このレポートにもお付き合い頂けたらと思います。

 

早く波状路波状路!!

 

 

 

女性大型二輪取得のすゝめ〜8限目、危険回避の巻〜

年末のクソ忙しい時期にギックリ腰と言う笑えない事態に陥っておりますマツムシですこんにちは。

 

いや、ヘルニア持ちなんですわ…元々インドア派でそれなりに勉強とかも好きだった私は、机に長時間座る事が苦でなく…しかも一度集中すると長時間姿勢崩さず机に向い続け肩や腰をバキバキにしながら絵も描き小説も書き…そして仕事妊娠出産子育てで腰がもう無理ですダメですこれ以上はとヒーヒー言ってるところへとどめのように始めたおバイク。

 

痛めないわけがない。

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さぁ、確信犯と嘲笑うが良い。ふはははは!

 

 

 

 

えー、さてさて、ギックリ腰になった瞬間に(大型二輪教習はどうなる⁉︎)と仕事よりも先に頭をよぎったマツムシですが、取り敢えず前回の教習のレポートをお伝え致します。

 

 

 

今回は危険回避の回でした。

危険回避って何やねん!と思われたライダーの卵たちよ…!(お前もな)

…実は今回のはオマケ要素で全く試験とは関係ないんですよね!

安心してください!テストに出ません!

安心してください!パンツも履いてます!(古)

 

でも、実際に公道を走る際には頭に刻んでおかねばならぬ重要な項目です。

おバイクで一本橋なんて渡る事絶対無いけど(オフ車ならあるいは…いやいや)、危険回避はあるかも知れません。と言うか、あります(断言)

 

二輪は四輪と違い、道路上に物が落ちていたら踏めば転びます。

紙切れ一枚、落ち葉一枚、踏んで転びます。

面白い様に転びます。

虫はまだ転んだ事無いけど、運が良いだけだと思ってます。

 

 

落下物を遠くから認識していて避けるのはそこまで難しくない。

だが、突如として目の前に現れたら……あなたはそれを安全に避けられるか⁉︎

カーブで、飛び出しで、不意に危険が迫ったら⁉︎

 

まぁそう言う体験みたいなもんです。

 

実際は物が落ちてて避けるのではなく、教官の指示で避けるのですが、まーコレが引っ掛け問題みたいな感じなんですよ。

 

教習所によっても変わると思いますが、だいたいちょっと捻った感じて体験させられます。

 

今回の危険回避は赤と白の旗揚げタイプでした。

 

やり方は簡単。

直線の長いコースを教官の指示で走ります。速度は35、出来たら40ほどでと指示されます。

大体コース内の一番速度が出る“速度指示”程度の速度です。コース内では早く感じるかな?って感じの速度ですね。

 

教官が進行方向の延長線上に立っていて、ある程度近付いたら左右どちらかに曲がる指示を出し、出されたらコース上の白線より外側へ避ける…と言うもの。

 

白を揚げたら右、赤を上げたら左。

ところがです。

「今は旗を右に白持ってるけど、色が左右逆かもしれませんよー?左に白持ってても、左じゃなくて右に避けなきゃダメよー?」と言う文字通りフラグを立ててくれます。

念押しですね。

コレね、絶対逆になってるなーって分かってても咄嗟に出されたら迷うもんなんですよ。

 

実際、いつどのタイミングで揚げられるのかも分かりません。

案の定、虫は左側に持っていた白い旗を見た瞬間、グラっとハンドルが迷いました。

無事に右側には避けたものの、綺麗にとは言えませんでした。

 

分かってて、フラグ回収してコレです。

 

普通二輪の時も咄嗟の判断が難しかったですけども、大型二輪は車体の重さがあるので咄嗟の“動き”自体も遅かった様に思います。

 

実際車体の重さはこの回避などの俊敏さが求められる際にはネックになり得ます。

普通二輪でも、タンデムしていたり、車体が重い車種に乗っていれば、それぞれ難易度は変わってくるでしょう。

公道でこう言う事はなかなか練習も出来ないので、教習所ならでは、と言った感じですね。

 

なんか色々と偉そうに書いてますけど、実際楽しい半分ビビり半分でドキドキしながら教習受けてました。

ちなみに、マツムシはおバイクは基本的に小動物の気分で乗ってます。

 

“気を抜けば、ヤられる”

 

車は殺しに来てるし、道にはトラップだらけ、そんな気持ちです。

 

今回の危険回避、ほんの体験ではありますが、そんな大事な部分でもあると思っています。

 

 

えー、この体験レポート…残すところあと3時間となりましたが、ここに来て冒頭のギッグリ腰です。

年内教習レポート終えて年明けすぐに試験かー…そしてレポート書いて…とか思ってたのに、まさかのギッグリ腰でギリギリ年内終了予定だった教習をキャンセルして断念せざるを得なくなりました。

 

ついでに言うなら普通二輪も確かこんな感じで年末年始挟んだ気がします。一月に卒業証明貰った気がする…。

ラスト教習年内で、テスト年明けみたいな…。

 

 

普通二輪から一年以内に取る目標…ギリ無理かもな……。

 

 

あ、そう言えば衝撃的な新事実が発覚しました。

 

虫「一本橋のタイムが何故か出ないんですよね…たまに出るんですけど…」

教「あー…いつも動いてる訳じゃないからねー…出るのはたまたまじゃない?」

虫「………!!!!???」

 

え?一本橋のタイムって常に動いてるもんじゃないの⁉︎

それってコースわざわざ走って教習する意味あんの⁉︎

と言うかたまたま動いてる時って何?

たまたま動いて10秒以上ってどうやって練習すんの⁉︎

 

今の所“たまたま計れた”ベストタイムは12.1でした。

まさかのここで12秒…。

 

あれか…ドラゴンボールとかナルトとかで修行する時に精神集中した後の気がやたら出たり、超重力で修行した後の地球の戦闘でやたらスピードアップしてるアレか……。

 

いつもタイムに気を取られず、不意に計れる状態で今までの修行の成果が出ると…なるほどなるほど…。

 

 

ちょっと精神と時の部屋で教習お願いします。

 

 

 

 

 

 

次回「え?大型二輪にもシミュレーションってあんの?乗りたいんだけど?」とブー垂れるレポートへ続く。

女性大型二輪取得のすゝめ〜6限目と7限目と急制動と〜

すっかり寒くなってきました。冬ですね。この時期忘年会続きで飲み会疲れの方もチラホラ出てくる頃ではないでしょうか?

 

マツムシはママ友の忘年会が早々に終わり、マツムシの中の2019年も早々に終わりました。

 

SR界でもチラホラ忘年会があるみたいで、羨ましいです。

年貢の納め時…じゃなかった、2019年走り納めツーリングでも、31日にしようかなー…。

 

 

 

さてさて、今回から晴れて2段階です。

2時間続けて乗って来ました。

 

アレですね、もうかれこれ4時間はNCちゃんに乗っていると(1段階5時間の内1時間はATなので4時間)だいぶ慣れてきますね。

たったの4時間で慣れてしまう程度には日頃二輪に乗り慣れている。

そう言う意味では、普通二輪の取得者が大型二輪の取得をする、と言うのはハードルが低い様に思います。

 

早くも6限目になった今回は、試験のコースにほぼ近い形のコースを走り始める頃合いの様です。

波状路はまだ先ですが、新たに踏切があるコースを走りました。

 

踏切…どうしよう…特筆すべき事が何も無い…。

 

あえて書くならば、普通免許ならば一旦停止と左右確認と窓の開閉で音確認、エンストしてはいけないので1速で(ATは通るだけ)通過、と言う慣しですが、バイクの場合は口に出しての確認作業も音確認もしようが無いので首振りでしっかり確認してますよアピールしましょう。

 

そしてコースをぐるっと回って…

 

「はい、何か質問ある?」

「………ナイです」

「じゃー今日はずっとコース走っといてねー」

 

教官と話したのはこれだけでした。

自由の身になったマツムシはビュンビュン走りました。風のように縦横無尽に遊びます(遊ぶなや)

今日はスラロームの調子も良いです。

何故か一本橋は通る度にエラーを起こすのでタイムは分かりませんでしたが。

 

しかし大型二輪…3速で気を抜くとあっと言う間に50は出ますね…速度と言うか、なんて言うの?速度にのるまでが速い的な?アクセルもそんな捻って無いです。SRさんの50って、もう少し頑張る感じ。

隼が一速で120出るのも頷ける話や…(しかも3.3秒とかさすが鈴菌)

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Wikipediaより

 

40出すのに赤子の手をひねるかの様にスピードが乗るので感覚おかしくなってしまいそうです。

 

ともあれそこそこ楽しんでグルグル回って6限目は終了。

そして苦手意識の塊、急制動の7限目です。

 

 

ビクビクとしながら説明を聞くマツムシ。

 

普通二輪の時はリアブレーキも使うと教えられた記憶があるのですが、今回は前輪だけの操作って感じでした。

緩く握ってスピード落ちたなと体感したらきゅっとトドメを刺す感じ(この間恐らくコンマ数秒)、それと同時にリアもブレーキ、そして最後にクラッチ、らしい。

 

ほう…?

フロントとリアは同時に8:2と聞いていたが…?

 

もうほぼフロント位の気持ちの方が良いのかもしれない。

 

SRさんは基本リアブレーキをメインで走ってるので、フロントに無駄に抵抗があるのですが、ここは腹を括るしかありません。

(と言うか公道で急制動とか殆ど無いし、スピード乗ってるところからフロントブレーキガッツリかけるタイミングなんて、そうそうそうないよねー…と言うかそう言うタイミングに出会したくない)

 

普通二輪の際は初めての二輪の急制動…スピードを出すのも止まるのも怖かったのですが、今や高速(ではないが)走行もしているマツムシ…。

今までとは違い、“スピード”と“止まる”と言う事にそこまでの恐怖心はありません。

 

急制動は40キロ(以上)からブレーキをかけて規定の停止ラインまでに車体が収まるように止めると言うものですが、この“40キロ”と言うスピードに翻弄されておりました。

教習所内のコースにもよりますが、40キロに意識を集中させ過ぎてしまうとブレーキが遅くなる。

つまり、制動距離が伸びる。

 

“ここからブレーキかけてね!”と言うパイロンがあるので、そこを40で通過さえすれば良いのです。

 

要するに、パイロン(ブレーキポイント)までに43〜45キロまで出して、メーターを確認したらアクセルを戻し、既に減速した状態でブレーキポイントに備えると良い感じになるのです。

 

そこまで普通二輪の時に余裕があれば…あそこまで苦手意識も生まれなかったろうな…。

 

まぁ…あの距離感で教習所敷地内で40オーバー出すのは…最初は怖いわな…。

 

まぁ何にせよ、40キロ超えでパイロンを通過と同時にフロントブレーキをフワッと握る。

車速が分かりやすく落ちて、あ、ロックせずに止まれそう、と感じたらフロントをキュッと握ると同時にリアもより踏み込む。

完全に止まり切る前にクラッチも握る。

ブレーキは、あくまで流れるようにゆっくりかつ的確に…「このスピードでこれ以上握ったら(踏んだら)転けるな」と言う感覚はもはや慣れしかない。

 

そして、公道で40キロなんてガンガンオーバーして走っているマツムシには、やってみると慣れ以上の感覚が備わっておりました。

 

大型の加速力を合わせれば、そこまで難しいものでもなかった急制動…初回こそ焦って早めにクラッチを握ってしまいましたが、2回目からはびゅーんと走ってはキュッと止まる、を繰り返しておりました。

 

あ、あれ……おかしい…急制動…そんな難しくない………。

 

この辺は恐らく二輪の恐怖感や、“止まれる”と言う自信があるかないかで変わってくるのかなと思いました。

その点、普通二輪を経験し、路上で乗りまくっている分メンタル面で落ち着いて臨めたのかもしれません。

 

ここで400との比較がありました。

 

え、まさかのココでスーパーフォアたん…。

NCちゃんで爪先乗りしてた身にはスーフォアたんの車体が窮屈にすら感じます。

バイクでここまでポジション変わるんだなぁ…そしてクラッチ遠いんだけど…フォォォォォォんん!!って回すだけ回して前に進まないマツムシ…。

遠くで待つ教官が不安げにこちらを見ながら待っています…。

 

…すみません…。

 

 

で、400との比較乗車があるとは聞いていたものの、急制動で比較乗車なのか!とびっくり。NCちゃんに慣れてしまったマツムシ…アクセルワークに物足りなさを感じつつ、ぎこちない走りで2回ほど急制動してきました。

2回目はリアが少し滑ってしまった…。

停止ラインはどちらもクリア…。

 

どっちが難しいかと言われると微妙ですが、大型は重い分なんか怖いし、普通二輪はパワーが落ちる分加速が乗りにくいと言った感じです。

40キロからの急制動では体感として分かりづらいと言われましたが、大型の方が車体の重さとタイヤのグリップ(より太いから)摩擦が効いて止まりやすいとの事。

 

ふーむ、って事は急制動においては普通二輪の方がやや難しい、と言う事か…。

 

普通二輪の時はあれだけ苦手でビビっていた急制動ですが、呆気なくクリアしてしまいました。

なんなら、楽しい…。

 

教官曰く、急制動が苦手、怖いって言う感覚は大事だとか。

だってスピードがそれだけ出て、転けやすい状況下でのブレーキングって言うのは、一番難しいところだからだとか。

 

この辺は慣れとか感覚的なものなのでしょうね…。

普通二輪の教習所通ってた時はリアとフロントのブレーキがどっちがどっちだか良く分かって無かったしね(おいいぃいぃぃぃぃぃい!)

 

 

そんな訳で調子に乗ってビュンビュン急制動しまくってたら「ちゃんと(急制動前は)一時停止してね」と怒られました。てへ☆

 

 

急制動まで来たらあとは波状路です!

波状路

いつやるの波状路

ねぇねぇ波状路!!

 

 

 

次回、「え?まだ波状路やらせてくれないの?」へ続く。