女性大型二輪取得のすゝめ〜6限目と7限目と急制動と〜
すっかり寒くなってきました。冬ですね。この時期忘年会続きで飲み会疲れの方もチラホラ出てくる頃ではないでしょうか?
マツムシはママ友の忘年会が早々に終わり、マツムシの中の2019年も早々に終わりました。
SR界でもチラホラ忘年会があるみたいで、羨ましいです。
年貢の納め時…じゃなかった、2019年走り納めツーリングでも、31日にしようかなー…。
さてさて、今回から晴れて2段階です。
2時間続けて乗って来ました。
アレですね、もうかれこれ4時間はNCちゃんに乗っていると(1段階5時間の内1時間はATなので4時間)だいぶ慣れてきますね。
たったの4時間で慣れてしまう程度には日頃二輪に乗り慣れている。
そう言う意味では、普通二輪の取得者が大型二輪の取得をする、と言うのはハードルが低い様に思います。
早くも6限目になった今回は、試験のコースにほぼ近い形のコースを走り始める頃合いの様です。
波状路はまだ先ですが、新たに踏切があるコースを走りました。
踏切…どうしよう…特筆すべき事が何も無い…。
あえて書くならば、普通免許ならば一旦停止と左右確認と窓の開閉で音確認、エンストしてはいけないので1速で(ATは通るだけ)通過、と言う慣しですが、バイクの場合は口に出しての確認作業も音確認もしようが無いので首振りでしっかり確認してますよアピールしましょう。
そしてコースをぐるっと回って…
「はい、何か質問ある?」
「………ナイです」
「じゃー今日はずっとコース走っといてねー」
教官と話したのはこれだけでした。
自由の身になったマツムシはビュンビュン走りました。風のように縦横無尽に遊びます(遊ぶなや)
今日はスラロームの調子も良いです。
何故か一本橋は通る度にエラーを起こすのでタイムは分かりませんでしたが。
しかし大型二輪…3速で気を抜くとあっと言う間に50は出ますね…速度と言うか、なんて言うの?速度にのるまでが速い的な?アクセルもそんな捻って無いです。SRさんの50って、もう少し頑張る感じ。
隼が一速で120出るのも頷ける話や…(しかも3.3秒とかさすが鈴菌)
※Wikipediaより
40出すのに赤子の手をひねるかの様にスピードが乗るので感覚おかしくなってしまいそうです。
ともあれそこそこ楽しんでグルグル回って6限目は終了。
そして苦手意識の塊、急制動の7限目です。
ビクビクとしながら説明を聞くマツムシ。
普通二輪の時はリアブレーキも使うと教えられた記憶があるのですが、今回は前輪だけの操作って感じでした。
緩く握ってスピード落ちたなと体感したらきゅっとトドメを刺す感じ(この間恐らくコンマ数秒)、それと同時にリアもブレーキ、そして最後にクラッチ、らしい。
ほう…?
フロントとリアは同時に8:2と聞いていたが…?
もうほぼフロント位の気持ちの方が良いのかもしれない。
SRさんは基本リアブレーキをメインで走ってるので、フロントに無駄に抵抗があるのですが、ここは腹を括るしかありません。
(と言うか公道で急制動とか殆ど無いし、スピード乗ってるところからフロントブレーキガッツリかけるタイミングなんて、そうそうそうないよねー…と言うかそう言うタイミングに出会したくない)
普通二輪の際は初めての二輪の急制動…スピードを出すのも止まるのも怖かったのですが、今や高速(ではないが)走行もしているマツムシ…。
今までとは違い、“スピード”と“止まる”と言う事にそこまでの恐怖心はありません。
急制動は40キロ(以上)からブレーキをかけて規定の停止ラインまでに車体が収まるように止めると言うものですが、この“40キロ”と言うスピードに翻弄されておりました。
教習所内のコースにもよりますが、40キロに意識を集中させ過ぎてしまうとブレーキが遅くなる。
つまり、制動距離が伸びる。
“ここからブレーキかけてね!”と言うパイロンがあるので、そこを40で通過さえすれば良いのです。
要するに、パイロン(ブレーキポイント)までに43〜45キロまで出して、メーターを確認したらアクセルを戻し、既に減速した状態でブレーキポイントに備えると良い感じになるのです。
そこまで普通二輪の時に余裕があれば…あそこまで苦手意識も生まれなかったろうな…。
まぁ…あの距離感で教習所敷地内で40オーバー出すのは…最初は怖いわな…。
まぁ何にせよ、40キロ超えでパイロンを通過と同時にフロントブレーキをフワッと握る。
車速が分かりやすく落ちて、あ、ロックせずに止まれそう、と感じたらフロントをキュッと握ると同時にリアもより踏み込む。
完全に止まり切る前にクラッチも握る。
ブレーキは、あくまで流れるようにゆっくりかつ的確に…「このスピードでこれ以上握ったら(踏んだら)転けるな」と言う感覚はもはや慣れしかない。
そして、公道で40キロなんてガンガンオーバーして走っているマツムシには、やってみると慣れ以上の感覚が備わっておりました。
大型の加速力を合わせれば、そこまで難しいものでもなかった急制動…初回こそ焦って早めにクラッチを握ってしまいましたが、2回目からはびゅーんと走ってはキュッと止まる、を繰り返しておりました。
あ、あれ……おかしい…急制動…そんな難しくない………。
この辺は恐らく二輪の恐怖感や、“止まれる”と言う自信があるかないかで変わってくるのかなと思いました。
その点、普通二輪を経験し、路上で乗りまくっている分メンタル面で落ち着いて臨めたのかもしれません。
ここで400との比較がありました。
え、まさかのココでスーパーフォアたん…。
NCちゃんで爪先乗りしてた身にはスーフォアたんの車体が窮屈にすら感じます。
バイクでここまでポジション変わるんだなぁ…そしてクラッチ遠いんだけど…フォォォォォォんん!!って回すだけ回して前に進まないマツムシ…。
遠くで待つ教官が不安げにこちらを見ながら待っています…。
…すみません…。
で、400との比較乗車があるとは聞いていたものの、急制動で比較乗車なのか!とびっくり。NCちゃんに慣れてしまったマツムシ…アクセルワークに物足りなさを感じつつ、ぎこちない走りで2回ほど急制動してきました。
2回目はリアが少し滑ってしまった…。
停止ラインはどちらもクリア…。
どっちが難しいかと言われると微妙ですが、大型は重い分なんか怖いし、普通二輪はパワーが落ちる分加速が乗りにくいと言った感じです。
40キロからの急制動では体感として分かりづらいと言われましたが、大型の方が車体の重さとタイヤのグリップ(より太いから)摩擦が効いて止まりやすいとの事。
ふーむ、って事は急制動においては普通二輪の方がやや難しい、と言う事か…。
普通二輪の時はあれだけ苦手でビビっていた急制動ですが、呆気なくクリアしてしまいました。
なんなら、楽しい…。
教官曰く、急制動が苦手、怖いって言う感覚は大事だとか。
だってスピードがそれだけ出て、転けやすい状況下でのブレーキングって言うのは、一番難しいところだからだとか。
この辺は慣れとか感覚的なものなのでしょうね…。
普通二輪の教習所通ってた時はリアとフロントのブレーキがどっちがどっちだか良く分かって無かったしね(おいいぃいぃぃぃぃぃい!)
そんな訳で調子に乗ってビュンビュン急制動しまくってたら「ちゃんと(急制動前は)一時停止してね」と怒られました。てへ☆
波状路!
いつやるの波状路!
ねぇねぇ波状路!!
次回、「え?まだ波状路やらせてくれないの?」へ続く。