SRの七光り

アラサーにして普通二輪の免許を取りに行き、SRに乗るオバハンライダーの子育て仕事の奮闘日常日記。

主婦でも出来るオイル交換〜SR400 2018年式〜

フルタイム園児二人のワンオペワーママの癖にオイル交換まで手を出しちゃったまつ虫です。お久しぶりです。

 

いやー、何というか気が付けばお盆!

この前職場復帰したと思ったら、時すでにお盆!!

 

そのお盆も過ぎて8月も後半です。

 

月日が流れるのは早いものです。

 

 

さてさて、Twitter上でオイル交換やるやる詐欺を発動させ、オイルに悩んでデモデモダッテちゃんと化し、面倒でおバイク屋さんに丸投げしようかと思ってたのを奮い立たせて半分意地でオイル交換してやんよ!となっていたのは置いといて、ドキドキのバイク整備一年生、まつ虫によるオイル交換の覚書です。

 

初めてのバイク、SR、オイル交換は比較的やりやすいメンテナンスって聞くけどどうやって…と思って悩んでる方に読んで頂けると幸いです。

私自身が初心者だからなるべく丁寧に書いているつもりです。

 

少なくとも2歳と5歳の園児と手を繋いで朝夕保育園送迎してるその辺のオカンにでも出来る内容です。

オフィスで事務してるおばちゃんでも出来る内容です。

やる気と工具さえあれば大丈夫!!

 

 

 

さてさて、今回使ったのはこちら

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オイル、ワッシャー、フィルター、廃油ボックス(手作り)、ガムテープ(養生テープ)、爪楊枝二本(写真には写ってないけど)、キッチンペーパー(写真には写ってないけど)

 

キッチンペーパー(古タオル等)と新聞紙も多めに用意しておいた方が良いです。 

あと手が汚れたくない人は軍手とか。

腰を痛めたく無い人は小さい椅子とか。

夏場の作業で熱中症が心配な人は水筒とか。

 

 

ワッシャー(ネジと本体の間に挟まれている金属製の薄いドーナツ型、使い捨て)サイズはM8とM14、銅やアルミなどの柔らかな素材をチョイスしてます(オイルの漏れを防ぐらしい)

ワッシャーは適度に潰れてオイル漏れを防ぐものなので、必ず用意して交換しましょう!

2りんかんなどに行ったついでに購入しときましょう!

(価格3つ入って200円〜300円位でした。多分、ホームセンターとかでもっと安く買えるだろうけど、一回につき一個しか使わないし…デイトナなら安心だろう←)

 

 

オイルは色々悩んだけども、メーカーの安心感を選んでヤマルーブプレミアム!

4リットル缶をネットで買えばお安いです。

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10-40とか何とか書いてます。

よく分からんまま使ってますが、オイルの粘度の数値です。

この辺ググりだすとドツボにハマります。

オイルの値段もピンキリ。

性能の違いも主婦にはよく分からん!と言うか試すほどまだ換えた後乗ってない!!

全ては自己満足と自己責任の世界です。

天ぷら揚げるのに菜種油を使うかサラダ油を使うかの差みたいなもんだろう…。

 

夏場は固めを入れてる方もおられるらしいですが、もうメーカーを信じてメーカー推奨のものをそのまま入れます。

大丈夫、YAMAHAを信じよう。

 

 

フィルターはこちらをチョイス

もうほぼフォロワーさんに教えてもらうがまま購入。

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ちなみにフィルターはオイル交換2回に一回交換です。

 

 

廃油ボックスは4リットルのオイルが宅配で届いた時の段ボールに、買い物袋を二重にかぶせ、新聞紙を下に敷き、新聞紙三つ折りを詰めたものです。念には念を入れた重装備ですけど、多分そこまでしなくても大丈夫くさい。

市販もされていますが、コレで十分いけました。我ながらよく出来ていた廃油ボックスと思います。大きさもバッチリ。

 

伊達に揚げ油の廃油を毎回キッチンで処理してる訳じゃないぜ!(主婦のドヤ顔)

 

廃油処理に関しては自治体のゴミの捨て方もあると思うので、一応確認しましょう(多分普通に燃えるゴミ)

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ちなみに大きさ(高さ)はこんな感じにメインスタンドを立てた車体下に入り込むサイズで無いと辛いので、自作される際はダンボールのサイズ感に気をつけて下さいませ。

 

廃油ボックスもホームセンター及び2りんかんなどで500円前後で売られていますので面倒なら購入しても良いと思います。

 

 

そして工具です。

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使うのは10と17のラチェットレンチ。

ボルトを緩める工具はメガネレンチ(輪っかになってるやつね、写真の真ん中の小さい工具の片っぽがメガネになってます)が良いそうなのですが持っていなかった為に写真のもので行きました。

初心者ほどトルクレンチがあった方が良いそうですが初心者だけど王道無視して取り組みます!!←

 

女と言う腕力故にラチェットはちょうど良かったのですが、男性だと力が入り過ぎるらしいので、メガネでいくのが無難です。

あ、使うラチェットの長さによって下(17の方)は入らないかもしれないので一応確認した方が良いです。

六角(サイズ5)はフィルターを変える場合は必要ですが、フィルター無視の場合は不要です。

 

 

ではでは!早速取り掛かります!!

 

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まずは養生です。

 

オイル側の「とい」はSRのオイル交換をググると必ず出てくるのでよく知られていますが、個人的にドピューが慣れないので向かいの前輪にも養生しておいた方が初心者は無難と思います。

前輪にオイル掛かったら泣きたくなりますので。

 

 

それではオイルを抜きます…まずは入り口のキャップを開けておきます…そこからボルトを反時計回りに開けて…あああ…あーーーー!!

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ほら、もうこんなにしちゃってるからね…

開けた瞬間に噴水になった息子のオムツ替えを思い出しました。

 

養生テープで新聞紙ベタ貼りが楽だったので、基本的にこの方式で行こうと思ったらまさかのオイル側の新聞紙が取れて焦りました…

オイルが伝って養生テープの粘着部分に入り込んだのが原因かと思いますので、伝いそうな部分はちょっとオーバー気味に養生が無難なようです…

最終的に定番のガムテ(養生テープ)といに…

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テンパったもののとりあえずこんな感じで落ち着くオイル…

オイルが出てる間にボルトを綺麗にしてワッシャーを変えます。

無くす前に先にボルトはさっさと閉めちゃいましょう!

パーツクリーナーでシューするらしいのですが、出し忘れて面倒でペーパーでフキフキで終了←

 

締める時は開けた時の力加減を覚えておいて、強く締め過ぎない様に注意です。

 

初心者の失敗としてありがちなのが、強く閉めすぎて穴やボルトをダメにしちゃうケースだとか。

緩める時の締まり具合をしっかり覚えていて、閉めすぎないようにしましょう!

緩める時の締まり具合をしっかり覚えていて、閉めすぎないようにしましょう!

(大事な事なので二回言いました!)

 

そして二つ目のボルトです。

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車体の真下に潜んでいるコイツです。

写真を撮るのにコミケの変態カメラマン並みに地面からのあおりで撮りました。

まさかの位置なので非常に「とい」が難しい。

 

ここでも新聞紙を滑り台のようにして、廃油ボックスに繋げたら上手く出来ました。

なんでセンタースタンドの間にあるんや…。

 

 

下にも新聞紙を敷いていて良かったです。

オイルは何だかんだでこぼすので、バイクの下に全体的に新聞紙などを敷いていた方が無難。

 

そして場所が場所なのと、何だかんだで女の腕力ではそこそこきつかったこのボルト。

どうしよー!?と思ってたら「足でいけ!」とのアドバイスが…

 

あ、足????

どうやら脚力で開けろとの仰せです。

 

バイクを掴んで…足で…お、おりゃーーー!!

「ガキィィイイイン!!」と音がしたので焦りましたが、無事にボルトが緩みました!ふう!!

 

ここも開けてオイルを出したらワッシャーを変えてボルトを締めます。足でやったので締めてた強さがイマイチですが、少なくとも“私が足で蹴らないと開かないであろう”位には締めました。

 

た、多分、大丈夫だ…

 

そして今回は2回目のオイル交換なのでフィルターも変えます!!

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3回目のオイルブシャーなので、養生も慣れたもんです!

ここは三ヶ所六角で開けます。(赤い丸部分)

そんなに難しくはないのですが、上二つを緩めてから下を緩めるか、下を緩めてから上二つを緩めるかでオイルブシャー度が違うらしい…違うらしいけどまぁ養生してるし大丈夫だろ!うん!!

 

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まぁ結果的に全然大丈夫でした。

この丸い筒みたいなのがフィルターです。

新品の写真撮り忘れましたけど、前後があるので、入っていた向きは覚えておいて下さい。

(写真のものは蓋を開けただけで古いフィルターが入っている状態)

 

コレも写真撮り忘れたのですが、ゴムパッキンも大小付いてますのでそれぞれ付け替えます。

大丈夫、水筒やお弁当箱を毎日洗っているそこのお母さん、それと一緒です。

 

爪楊枝で取ると取りやすかったので、二、三本用意しておくと良いかも。

 

ゴムの位置は大きい髪留めゴムくらいのものが開けた蓋側(赤い矢印のもの)、小さいピンキーリングぐらいのものが本体の下側(上の写真赤いマーカー部分)にあるので、失わないように気を付けて取り替えて下さい。

 

フィルター内部をペーパーでフキフキして、新しいフィルターをセットして、蓋をして、養生外して完了です!!

 

これであとはオイルを入れるだけ!!

再度ボルトの締め忘れが無いか確認しておきましょう!!

 

しかし、そのオイル入れが微妙に難しかったw

 

缶も重たいし、缶についてるといみたいなやつ頼りないし。

ペットボトルのフタ部分を利用した漏斗を切って作ればよかったのですが、ペットボトルがあいにく無く…家に有り余っている牛乳パックに移し替えて入れました。

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まぁ、適当な2リットルを計れたから、それはそれで結果オーライ…

 

正式な量は蓋にオイルの規定量が測れる棒が付いてますのでそれで確認。

フタ部分をねじ込まず、上から入れるだけで出します。

コレも勘違いしやすいポイントなので要注意です。

フタはネジネジしないで測る事!

フタはネジネジしないで測る事!

(大事な事なので二回言いました)

 

オイルが付いているのがFより下になるように量を調整するのですが、2リットルでFまで付いてビックリ。

 

とりあえず一度エンジンを掛けて1分間アイドリングします。

一度必ずエンジン始動必須です。

女性の方はスカートでオイル交換気を付けて下さい…私はスカートでした…スカートと玄関サンダルでのキックスタート…絶妙に蹴りにくいです。

 

で、エンジンを切って3分くらいしてから再度チェック。

 

はい、良い感じに落ち着きましたが、何となく五分の三の位置程度に追加を入れて調整します。

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うん!いい感じ!!

 

 

アイドリング中にボルトやフィルター部分からオイルが漏れていなければこれにて終了です。

基本、コレで大丈夫なはずです。

 

主婦にも出来るオイル交換でしたが、実際はオイルの蓋の開け方から分からなくてツイッターでフォローして頂きながらの交換でした。

(フタの中央を親指でバコン!とやったら開きました)

 

あ、でも大前提としてメインスタンドを立てる事は必須条件なので「我こそはメスゴリラなり!!」と自負されている方以外は、立てる所だけ殿方にお願いしましょう。

 

SRはセンタースタンドのバランスが微妙で、女性ではメインスタンドは若干難しいと感じます。(個人の感覚では教習車の方が立てやすかった気がする)

 

多分、小さい子供一人産んで育ててる最中の人は腕力がメスゴリラ化していると思いますのでコツさえ掴めば立てられると思います。

大丈夫、ちょっと育ち過ぎた子供をよいしょっと持ち上げるのと同じです!

まずは練習あるのみです!

 

自分でやるとますます愛車が可愛く愛しく思えるので、是非一度はチャレンジして欲しいです!女性の方も是非!